【斑尾高原スキー場】新しく登場したお得な時間券とは？リフト券をより安く買う

日本でも超人気のビッグゲレンデ、
斑尾高原スキー場から時間券というお得なリフト券が登場しました。

　

一般的なゲレンデの時間券では、リフト券を購入した時間(またはリフトゲートを通った時間)から〇時間の利用が可能というルールが多いですが、斑尾高原の時間券はただの○時間滑れるというリフト券ではなく、より時間を効率的に利用できる仕組みが搭載されており、お得にゲレンデを楽しむことができるようになりました。(タッチでリフトゲートを通るICタイプのリフト券なので、時間情報はICに記憶されています。)

このように少しでもスノーボードやスキーを普及させるために、積極的に新しいシステムを考え実践するスキー場の姿勢は本当に素晴らしいですね。

　

そこで今回は、斑尾高原スキー場に新しく登場した時間券の仕組みを徹底解説し、どんな人にとって時間券の利用がおすすめになるのかを説明していきます。斑尾高原にはスノーボーダーに魅力的な施設やコースも多いので、まだ斑尾高原に行ったことがない人にも参考になれば嬉しいです。

　

斑尾高原の時間券とは

斑尾高原から新しく登場した時間券とは、
どのような特徴やメリットがあるのか解説していきます。

　

結論、時間券の特徴は下記の通りです。

消費時間が1時間ごと

斑尾高原の時間券は、1時間単位での使用が可能です。

つまり、リフトゲートを通った時間から1時間の利用が開始し、1時間の利用だけ消費される。その後、1時間経ってもリフトゲートを通らない限り残りの時間は消費されません。

例えば、5時間の時間券を購入したとする。
そして午前中にリフトゲートを通って2時間滑る。
その後、お昼に1時間休憩する。← この間、残り時間は消費されない。
そして午後にリフトゲートを通った時に、また残り時間が消費されていく。
という流れになります。

　

まず一般的なリフト券では、「1日券・半日券・ナイター券」というふうに分類されることが多く、利用したい時間単位で細かく区切ることはできないスキー場も多いですよね。

時間単位で購入できたとしてもリフト券を購入した時間(またはリフトゲートを通った時間)から〇時間の利用が可能といったルールであることが多いので、休憩時間も消費時間に含まれ残り時間が無駄になってしまいます。

　

斑尾高原の時間券の場合、無駄時間を最小限に抑えることができるようになり自由度が高い。

結果的にコストも抑えられるので、リフト券がよりお得になります。

　

残り時間はシーズン中有効

さらに斑尾高原の時間券は、シーズン中有効です。

時間券のラインナップには20時間券という長時間のリフト券もあり、1日で使いきれなかった残り時間は次の日に跨いで使用することができます。残り時間が余っている限り何日でも跨いで使用できるので、長期滞在の人にも便利です。

　

また、時間券は残り時間が余っていれば、持って帰って同じリフト券をそのまま使用できます。いちいち毎回リフト券を購入する必要がなくなるのも大きなメリットですね。

　

ナイターも利用可能

一般的なスキー場ではナイターは別料金でリフト券が必要となる場合が多いですが、斑尾高原の時間券ではナイターの利用も可能です。

時間が余っている限り、同じリフト券を時間に関係なくそのまま使用できるので、スノーボーダーやスキーヤーに優しい非常に柔軟で素晴らしい仕組みですね。

　

時間券の料金ラインナップ

時間券の料金ラインナップは以下の通り、
1時間あたり1,200円の計算になります。

ラインナップ	大人	子供(小学生)
5時間券	6,000円	3,000円
6時間券	7,200円	3,600円
8時間券	9,200円	4,800円
10時間券	12,000円	6,000円
20時間券	24,000円	12,000円

ちなみに1日券の料金は6,500円。

つまり休憩時間を除いて1日に5時間以上滑る場合は１日券のほうがお得になります。

　

タングラムとの併用はできない！

斑尾高原スキー場にはタングラムスキーサーカスというスキー場が隣接しており、共通リフト券を利用することで、お互いのスキー場をリフトで行き来することができます。

しかし今回紹介した時間券は共通ではないので、斑尾高原のみの滑走しかできないので注意してください。(現在、共通券の時間券は販売されておりません。)

　

時間券の利用がおすすめな人

時間券は非常に素晴らしい仕組みですが、
結局はどのような人にとってお得になるのでしょうか。

結論、時間券がおすすめな人は以下の通りです。

短時間だけ滑りたい人

時間券は、短時間だけ滑りたい人にお得になります。

例えば、「ゲレンデの近所に住んでいてちょっと暇な時に2時間だけ滑りたい人」や、「バイトや仕事の休憩時間にちょっと滑りたい人」、「朝イチに数本だけ滑りたい人」などにとって時間券はめちゃくちゃ便利で使いやすいのではないでしょうか。

　

前述した通り、結局のところ1日券と比較した場合、休憩時間を除いて1日の内に5時間未満しか滑らない場合は時間券のほうがお得になります。

　

ゆっくり滑りたい人(休憩時間を多く取りたい人)

スノボをガッツリ滑るのではなく、ゲレンデや山頂のレストランなどでゆっくりご飯やお酒を飲んだり、景色を楽しんだり、他のアクティビティやイベントなども楽しみたいという人にとっても時間券がお得になります。

スノボやスキーを滑っていない時間も残り時間が無駄にならないので便利です。

　

長期滞在の人

時間券は残り時間が余っている限り、シーズン中はずっと同じリフト券をそのまま使用できるので、いちいち毎回リフト券を購入する必要がないのも便利です。

数日〜数週間くらいの長期滞在する人にとって、毎回並んでリフト券を購入するのは手間ですよね。

　

長期滞在する人にはシーズン券を利用する人もいますが、シーズン券は66,000円。20時間の時間券は24,000円なので、滑走日数や１日の滑走時間によってはシーズン券よりも時間券の方がお得になります。

　

いぐっちゃんが紹介

今回紹介した斑尾高原の時間券については、
有名スノボインフルエンサーである「いぐっちゃん」も紹介されていました。

　

いぐっちゃんはYoutubeでスノーボードのハウツー動画をわかりやすく解説されており、グラトリをメインに自身もめちゃくちゃスノボが上手いです。人柄も良く面白いので、ぜひチェックしてみてください。

　

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いぐっちゃんも斑尾高原ではよく遊んでいますね。

　

斑尾高原スキー場とは・基本情報

斑尾高原スキー場は、長野県と新潟県の県境にある標高1,000m以上、100%天然雪のパウダーが特徴的なビッグゲレンデです。レストランや周辺施設、ホテルなども非常に充実しており、個人からファミリー層、初心者から上級者まで幅広いライダーに人気のスキー場です。

パウダーはもちろん、様々なコースや施設、パークが備えらており、１日では遊びきれないほど広い。スノーボーダーの割合が少し多い印象です。

斑尾高原スキー場公式サイト

　

運が良ければ雲海が見れます。

　

ナイターも綺麗なので個人的にもめちゃくちゃおすすめなスキー場です。

　

まとめ

今回は、斑尾高原スキー場に新しく登場した時間券について解説しました。

　

スノーボードはめちゃくちゃ楽しい遊びですが、そもそもギアが高い上に交通費や宿泊費、そしてリフト券代もかかってくるので、簡単に何度も行ける遊びではないです。

そんな中でもっとスノボを楽しみたいという人のために、少しでもコストを下げられるよう斑尾高原のリフト券代を下げようとする努力や取り組みは本当に素晴らしいですね。ぜひもっと色々なゲレンデでも導入してほしいです。

　

スノボの楽しみ方は人それぞれなので、自分の滑る時間やコストをしっかりと考慮した上で、コスパの良いリフト券を選び、存分にスノーボードを楽しんでください。