【コスパ最強】初心者におすすめのスノーボード9選!安くて高性能な人気の板を厳選

  • スノボ初心者はどんなボードを買えば良い?
  • 安いほうが良いけど性能には妥協したくない!
  • 具体的におすすめのボードが知りたい!

スノーボードの板を購入しようとすると安くても数万円以上の価格が必要になり、一度購入すると簡単には買い換えられません。さらにブーツやビンディング、ウェア、小物類などの他のアイテムと、リフト券や交通費なども毎回かかりますよね。

多くの費用が必要だからといって安い板を購入してしまうと、スノーボードの操作性や快適性が悪くなり上達スピードにも影響する可能性があります。安くて性能の低いボードは安全性にも影響し、重大な事故や怪我につながるリスクもあるため注意が必要です。

この記事では、初心者におすすめの板の特徴と具体的におすすめのブランド・モデルをご紹介します。価格は比較的安く抑えながらも高性能なコスパ最強ボードを厳選しましたので、マイボード購入を考えている初心者の人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

初心者におすすめの板の特徴

Xより引用

スノーボードの板は多くのブランドやメーカーから開発・製造されており、板の形状やフレックス(硬さ)などの性能もさまざまです。スノーボードのパフォーマンスを最大に発揮するためには、自分のレベルや滑走スタイルに適したボードを選ぶ必要があります。

仮に初心者が上級向けのハイエンドボードを選んだとしても、逆にコントロールが難しくなりスキルが上達しません。初心者の人がスノーボードスキルを効率的に上達させるためには、初心者向けの性能を持つボードを選ぶことが大切です。

スノーボード初心者の人は、以下3つの特徴を持つボードを選ぶことがおすすめです。

  • フレックスは柔らかめがおすすめ
  • 形状は「キャンバー」or「ダブルキャンバー」
  • オールラウンドモデルがおすすめ
  • 軽量モデルがおすすめ

フレックスは柔らかめがおすすめ

「フレックス」とは板の“しなり具合”や“柔らかさ”のことで、初心者は柔らかめのフレックス(ソフトフレックス)のボードがおすすめです。柔らかめのボードは少ない力で曲げられるため操作性が高く、初心者でもターンやスピンなどのコントロールがしやすくなります。

柔らかめの板はエッジ(板の端)が引っ掛かりにくいため、初心者によくある逆エッジによる転倒リスクも低減します。スノーボードに慣れていない初心者のうちは、柔軟性が高くボードの操作がしやすい柔らかめのボードがおすすめです。

スノーボード上級者による高度なトリックでは、板のしなりによる反発を使われることが多いです。初心者が板がしなる感覚を覚えるためにも、最初は柔らかめのフレックスを選ぶことがおすすめです。

形状は「キャンバー」or「ダブルキャンバー」

スノーボードには「キャンバー」「ロッカー」「フラット」「ダブルキャンバー」などの形状があり、初心者は「キャンバー」または「ダブルキャンバー」がおすすめです。キャンバーは板の中央が浮き上がったアーチのような形状で、両サイドのエッジでしっかりとターンをサポートします。

ダブルキャンバーは板のエッジでしっかりと雪面を捉えられるうえ、両端(ノーズとテール)も浮きやすいためターン時のエッジの引っ掛かりも抑えてくれます。

ダブルキャンバーは板の中央と両端の3点が雪面に接地するような形状で、両端の接地部分は少し浮いています。板を装着することで両端とも雪面に接地させ、回転性とエッジのグリップ力を両立させています。

ダブルキャンバーはすべての形状のメリットをバランス良く備えた形状なので、初心者が初めてボードを購入する際におすすめです。

オールラウンドモデルがおすすめ

スノーボードにはグラトリやカービング、パーク、パウダーなどさまざまな滑り方(滑走スタイル)があり、楽しみ方も人それぞれ異なります。初心者はどの滑走スタイルを目指すのか決まっていない場合が多いので、どんなスタイルにも対応できるオールラウンドモデルのボードがおすすめです。

オールラウンドモデルとは、さまざまな滑走スタイルに対応できるように設計された板のことです。ただし1つのスタイルに特化したモデルに比べるとスタイル別の性能は落ちます。

初心者はまずは快適にゲレンデを滑走できるようになることが大切なので、オールラウンドモデルを選んで自分の目指すスタイルを見つけてください。スノーボードの滑走スタイルの種類については以下の記事で詳しく解説しました。

軽量モデルがおすすめ

スノーボード初心者には、できるだけ軽いボードがおすすめです。軽量モデルのボードには初心者にとって以下のメリットがあります。

  • 操作性が高い
  • 持ち運びが楽になる
  • リフト乗車時に足が疲れにくい
  • 起き上がるときの体力の消費を抑えられる

軽量な板は扱いやすく、初心者でも快適にターンやブレーキの練習ができます。持ち運びやリフト乗車時、転けたときの起き上がりも楽になるので、初心者は軽量モデルのボードを選ぶことがおすすめです。

【コスパ最強】初心者におすすめのボード9選

初心者のスノーボード選びでは価格をなるべく抑えたいですが、スキルを上達させるためには性能も妥協してはいけません。スノーボードの人気ブランドの中から、価格を抑えつつも高性能なコスパ最強の板を以下に紹介します。

  • 【FANATIC】T-DECK
  • 【FNTC】TNT-C
  • 【SALOMON】PULSE
  • 【SALOMON】REFLECT
  • 【RIDE】AGENDA
  • 【K2】GEOMETRIC
  • 【K2】STANDARD
  • 【BURTON】INSTIGATOR
  • 【CAPiTA】PATHFINDER

【FANATIC】T-DECK

ブランドFANATIC(ファナティック)
モデルT-DECK(ティーデッキ)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)ダブルキャンバー
形状(チップ)ツインチップ
スタイルオールラウンド、フリースタイル

FANATICの「T-DECK」はスノーボードの楽しさを最大限に体験できるように設計された初心者におすすめのモデルです。板は全体的に柔らかいダブルキャンバー設計になっており、初心者の低速でのトリックやターンを快適にサポートしてくれます。

手に取ってわかるほど軽量で扱いやすい設計のため、グラトリなどのフリースタイル系のトリックにも適しています。「T-DECK」は価格が比較的安価でありながら非常に高性能なので、スノーボード初心者がスキルを高めるためにおすすめのモデルです。

【FNTC】TNT-C

ブランドFNTC(エフエヌティーシー)
モデルTNT-C(ティーエヌティーシー)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)キャンバー
形状(チップ)ツインチップ
スタイルオールラウンド

FNTCの「TNT-C」はスノーボードを始めたばかりの初心者でも快適にターンとトリックを楽しめるオールラウンドモデルです。グラトリで人気ブランドであるFNTCの中でも「TNT-C」は、ベースをキャンバー形状にすることでターン時のグリップ力とレスポンス性を高めています。

ハチの巣を模した独自の「ハニカム構造」によって軽量化と反発性を両立し、グラトリだけではなくオールラウンドに対応するボードになっています。「TNT-C」は価格も比較的安価で性能も非常に優れているため、コスパの良いボードがほしい初心者におすすめのモデルです。

【SALOMON】PULSE

ブランドSALOMON(サロモン)
モデルPULSE(パルス)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)フラットアウトキャンバー
形状(チップ)ディレクショナルツイン
スタイルオールラウンド

SALOMONの「PULSE」はスノーボード初心者が初めて購入する板としておすすめのエントリーモデルです。柔らかめのフレックスとSALOMON独自の「フラットアウトキャンバー形状」によって、初心者の上達スピードを早めてくれます。

しっかりとした安定性とレスポンス性を保ちつつ、独自の「バイトフリーエッジ」によってエッジの引っ掛かりを軽減しているため、初心者でも快適にターンが可能です。板の操作性も高くオールラウンドに対応できるため、初めてボードを購入する初心者におすすめです。

【SALOMON】REFLECT

ブランドSALOMON(サロモン)
モデルPREFLECT(リフレクト)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)フラットアウトキャンバー
形状(チップ)ディレクショナルツイン
スタイルオールラウンド

SALOMONの「REFLECT」はソフトフレックスで足に馴染みやすく、操作性に優れた初心者におすすめのボードです。汎用性が高くオールマウンテンに対応しており、グラトリやフリーランにもおすすめです。

あらゆる地形で快適なライディングを可能にするフラットアウトキャンバーは、初心者にも高い安定性とエッジングを提供します。「REFLECT」は高性能でありながら価格も比較的安価なので、初心者の初めてのボードにもおすすめです。

【RIDE】AGENDA

ブランドRIDE(ライド)
モデルAGENDA(アジェンダ)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)キャンバー
形状(チップ)ツイン
スタイルオールラウンド

RIDEの「AGENDA」は初心者の上達をサポートしてくれるコスパに優れたスノーボードです。RIDE独自の「ツインスタンダードキャンバー」形状はボードの反発性と操作性に優れ、初心者のスムーズなターンをアシストしてくれます。

アスペン材を使った独自の「ファンデーションコア」によって、軽量かつ操作性に優れたボードになっています。「AGENDA」は衝撃吸収性にも優れており、上達を目指す初心者におすすめのボードです。

【K2】GEOMETRIC

ブランドK2(ケーツー)
モデルGEOMETRIC(ジオメトリック)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)ダブルキャンバー
形状(チップ)ツイン
スタイルオールラウンド、フリースタイル

K2の「GEOMETRIC」はトリックの習得をアシストしてくれる初心者におすすめのフリースタイルボードです。ダブルキャンバー形状なので足元のグリップ力も高く、初心者のターンとトリックの習得をサポートします。

柔らかめのフレックスとツインシェイプ構造によって板の取り回しも良くなっており、プレスやオーリーといったトリックにも適しています。「GEOMETRIC」は耐久性が高くスイングウェイトも軽いため、主にグラトリなどのフリースタイル系のトリックを練習したい初心者におすすめのボードです。

【K2】STANDARD

ブランドK2(ケーツー)
モデルSTANDARD(スタンダード)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)フラット
形状(チップ)ツイン
スタイルオールラウンド、フリースタイル

K2の「STANDARD」は初めてマイボードを持つ初心者に適したパフォーマンス力と耐久性を備えたボードです。ターン時の引っかかりを最小限に抑え、初心者に安定したターンと快適なライディングを提供してくれます。

ソフトフレックスで操作性も高く、非常に乗り心地の良いボードとなっております。「STANDARD」は高性能でありながら価格も比較的安価なので、コスパに優れた初心者におすすめのボードです。

K2の「STANDARD」は25-26のラインナップには追加されなかったため、最新モデルは24-25モデルとなっております。

【BURTON】INSTIGATOR

ブランドBURTON(バートン)
モデルINSTIGATOR(インスティゲーター)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)キャンバー
形状(チップ)ディレクショナル
スタイルオールラウンド

BURTONの「INSTIGATOR」はスノーボード初心者でもすぐにゲレンデを快適に楽しめるエントリーモデルです。適度な反発力とグリップ力を持つディレクショナル形状によって、初心者のターン習得を早めてくれます。

オールマウンテンに対応する万能性を持ちながらも、柔らかめのフレックスによって抜群の操作性を提供します。「INSTIGATOR」はどんな地形やコンディションでも優れたパフォーマンスを発揮し、これからスノーボードスキルをレベルアップさせたい初心者におすすめです。

【CAPiTA】PATHFINDER

ブランドBCAPiTA(キャピタ)
モデルPATHFINDER(パスファインダー)
フレックス(硬さ)柔らかめ
形状(ベース)キャンバー
形状(チップ)ディレクショナルツイン
スタイルオールラウンド

CAPiTAの「PATHFINDER」は扱いやすさを追求した初心者におすすめのオールラウンドモデルです。すべてのコンディションに対応できる柔軟な設計で、少ない力で板を曲げられるためオーリーやプレスを簡単にしてくれます。

滑走性の高い独自ソールとキャンバー形状が採用されているため、初心者のターンやトリックの習得を早めます。CAPiTA独自の2層構造のガラス繊維によって高い耐久性も備えているため、これからスノーボードを始めたい初心者におすすめのボードです。

初心者のスノーボード選びによくある質問

初心者がスノーボードを選ぶときによくある質問と回答を以下にご紹介します。

  • 初心者はレンタルではダメなの?
  • 初心者におすすめの板の長さは?
  • 初心者は中古のスノーボードでも良いの?

初心者はレンタルではダメなの?

初心者が初めてスノーボードをする場合はレンタルでも問題ありません。でも、これからも毎年スノーボードを楽しもうと思うのであれば、初心者でもすぐにでもマイボードを購入することをおすすめします。

レンタルでは板を借りるための無駄な時間と労力が発生し、毎回違うボードに乗るため操作感や乗り心地も変わります。

マイボードを持つことで練習のモチベーションアップにもつながり、実は金銭的にもレンタルよりお得になっていることが多いです。初心者がスノボの上達スピードを早めるためにも、マイボードを早めに購入しておくことがおすすめです。

初心者におすすめの板の長さは?

スノーボードの板はブランドやモデルによって、複数のサイズ(長さ)のラインナップが展開されています。ボードのサイズは主に自分の身長をもとに決める必要があり、適切な長さの板を選ぶことでスノーボードのパフォーマンスを最大に発揮できます。

一般的なスノーボードの適正サイズは「自分の身長マイナス15〜20cm」とされており、板を床に立てたときに鼻からあごに収まるくらいが目安です。適正サイズよりも長めか短めかによってボードの操作性が変わりますが、初心者のうちは適正サイズ内でボードを選ぶことがおすすめです。

初心者は中古のスノーボードでも良いの?

新品のスノーボードは安くても数万〜10万円以上なので、初心者が簡単に購入できる金額ではないですよね。スノーボードはメルカリなどのフリマサイトでもたくさん販売されているので、初心者は中古で板を購入することもおすすめです。

ただしメルカリなどのフリマサイトは個人間の取引なので、破損品や不良品などのリスクがあります。中古でボードを購入する場合はしっかりと商品の画像や説明欄を確認し、販売者とやり取りをしてから購入するようにしてください。

中古でスノーボードを購入する際の注意点や対策は以下の記事で詳しく解説しました。

まとめ:初心者でもボード選びは妥協しないことが大切

初心者はとにかく安価なボードを選んだりデザインを重視したりしがちですが、自分のレベルやスタイルに合うボードを選ぶことが重要です。スノーボードは各ブランドからさまざまなモデルが展開されており、フレックス(硬さ)や形状も異なります。

さまざまな滑走スタイルに適したモデルが販売されていますが、初心者のうちはオールラウンドに対応したボードがおすすめです。スノーボードのパフォーマンスを最大に発揮するためにもボードの性能には妥協せず、自分に合うボードを選んで存分に楽しんでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スノーボードの良さや魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、スノーボードに関するさまざまな情報を発信しています。
スノーボードを15年以上続けてきた経験をもとに、主に初心者向けにスノーボードギアの選び方や、初心者の悩みを解決するような情報を発信しているので、当サイトを通じてスノーボーダーがもっと増えれば嬉しいです(^ ^)

multiplex

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

タップできる目次