【25-26】グラトリ用の最強ビンディング7選!おすすめのブランドとモデルを紹介

  • グラトリ用のビンディングがほしい
  • グラトリ向けのビンディングの特徴は?
  • 具体的なブランドとモデルが知りたい

スノーボードにはさまざまな滑走スタイルがありますが、グラトリは特に人気のあるスタイルです。初心者から上級者用まで幅広いトリックが存在し、多くのライダーがスキルを磨いています。

上級者になってくると、派手な高回転技や複雑なおしゃれトリックもさらっと決めるので、めちゃくちゃカッコいいですよね。

グラトリを効率よく上達させるにはグラトリに特化したボードやブーツだけでなく、ビンディング選びも非常に重要です。この記事では、グラトリ向きのビンディングの特徴と具体的におすすめのブランド・モデルを紹介します。

ビンディングを変えるだけで今までできなかったグラトリができるようになる可能性が高いので、ぜひチェックしてください。

タップできる目次

グラトリにおすすめのビンディングの選び方

ビンディングはブランドやモデルごとに、フレックス(硬さ)や形状、重さ、素材などが異なります。自分のやりたい技や目指すスタイルに最適な性能のビンディングを選ぶ必要があります。基本的なグラトリに特化したビンディングの特徴は以下のとおりです。

フレックス(硬さ)柔らかめ(ソフトフレックス)
重量軽め
形状ストラップ型
グラトリに適したビンディングの特徴

※ グラトリの種類やビンディングのモデルによっても変わるので、あくまでも目安となります。

グラトリにはソフトフレックスがおすすめ

基本的にグラトリにはソフトフレックス(柔らかめ)のビンディングがおすすめです。柔らかいビンディングは足回りの自由度が高くなるため、板のコントロール性が向上します。

グラトリの種類にもよりますが、グラトリでは板の反発やねじれ、たわみを利用したトリックが多いです。板を柔軟に操作しやすいソフトフレックスのビンディングがグラトリには向いています。

ただし高反発で高さのあるオーリーやノーリー、弾き系の高回転グラトリ、高速を活かしたラントリなどは、ある程度の硬さも必要です。

軽めのビンディングがおすすめ

軽量なビンディングは足の力でボードを浮かせやすくトリックのパフォーマンス性を向上させるため、グラトリには軽めのビンディングがおすすめです。

ビンディングは使用されている金具や素材の種類、テクノロジーなどによって重量(重さ)が異なります。重量によってボードの扱いやすさや安定性が変わるため、グラトリにも影響します。

ボードの取り回しも良くなり、回転系のトリックやジャンプもしやすくなります。軽量なビンディングは高速なカービング時には安定性がやや落ちますが、グラトリには向いています。

管理人

僕もグラトリするときは軽めのビンディングを選ぶよ

形状はストラップ型がおすすめ

ビンディングの形状には、主に以下の3種類がありますが、グラトリには「ストラップ型」のビンディングがおすすめです。

ストラップ型

足首周りを固定するアンクルストラップとつま先を固定するトゥースストラップで固定するタイプ

ステップオン型

ストラップがなく、足をビンディングに踏み込むだけで固定できるタイプ

リアエントリー型

ハイバックの操作でビンディングとブーツを固定できるタイプ

「ステップオン型」と「リアエントリー型」のビンディングは、ブーツとビンディングを固定するための金具やハイバックの部品なども多いため、やや重量が重い傾向にあります。グラトリには基本的に軽いビンディングが向いているため、使用金具や部品の少ない「ストラップ型」がおすすめです。

ただし重量は使用されている素材やテクノロジーによっても変わるため、一概にストラップ型が軽いとはいえないので注意してください。

グラトリ向けビンディングの人気ブランド

ビンディングはさまざまなブランドから製造・販売されており、滑走スタイルごとに適したラインナップも豊富です。グラトリにおすすめの以下のビンディングブランドをご紹介します。

  • FLUX(フラックス)
  • UNION(ユニオン)
  • BURTON(バートン)
  • DREAK(ドレイク)

FLUX(フラックス)

FLUXは、日本で誕生したビンディング専門ブランドです。独自のテクノロジーと柔軟性のある素材が使用され、どんなブーツにも適応するフィット感が最大の特徴です。

日本人の足型に合う最高のバインディングを作る」というブランドコンセプトを持っており、品質面でも性能面でも信頼のおけるトップブランドです。

ジブやグラトリに適したモデルは、ベースに特殊カーボン素材を使用することで軽量化を実現しています。さらにハイバックを大型のウイング仕様にすることで、プレス・オーリーのパワーを最大に発揮し、より高く跳べるように設計されたモデルもあります。

ブーツに合わせたサイズ調整やハイバックの角度調整など、カスタム性も非常に高く、簡単な操作によって柔軟で高いフィット感を得られます。FLUXのビンディングでグラトリに適したモデルは以下のとおりです。

モデル特徴スタイル
DS・FLUXの王道でオールラウンドモデル
・幅広いスタイルに適したバランス型
オールラウンド
グラトリにもおすすめ
TW・FLUX最軽量モデル
・遊びやすさを追求
ジブ・グラトリ
パウダー
GT・包み込むようなウイングバックが特徴
・高回転なトリックや複雑な動きをサポート
ジブ・グラトリ
パーク
CV・クイックな切り返しが可能
・安定したエッジングをサポート
カービング・ラントリ
フリーラン
FLUXのビンディングモデルと特徴

UNION(ユニオン)

UNIONはアメリカのワシントン州で生まれたビンディング専門ブランドです。自社工場でビンディングの開発から設計、製造までを一貫して行なっており、高品質で信頼性の高いブランドです。ビンディングは世界中のトップアスリートやオリンピック選手にも愛用されています。

UNIONのビンディングでグラトリに適したモデルは以下のとおりです。

モデル特徴スタイル
Force・4層構造のハイバックがしなやかながら素早いレスポンスを実現
・高いレスポンスと安定感
オールラウンド
Ultra・完璧なフィット感を実現
・ボードと一体化したような感覚
オールラウンド
フリーラン・グラトリ
Strata・フリースタイルモデル
・ボードのしなりを最大限に引き出し、力強い踏み込みが可能
フリースタイル・パーク
ジブ・グラトリ
Flite Pro・最軽量モデル
・全体的に柔らかく、体のバランスが取りやすい
グラトリ
STR・反応、耐久性に優れたモデル
・膝への負担を軽減し、フィット感に優れる
オールラウンド
グラトリ
Legacy・女性用のフリースタイルモデル
・ボードのしなりを最大限に引き出し、力強い踏み込みが可能
フリースタイル
グラトリ
Rosa・女性用の最軽量モデル
・耐久性に優れ、シンプルで使いやすさを追求
エントリー
UNIONのビンディングモデルと特徴

BURTON(バートン)

BURTONは初心者でも知らない人はいないというほど有名なスノーボード総合ブランドです。グラトリからカービング、パーク、パウダー、オールラウンドまで、スタイル別に適したビンディングのラインナップも非常に豊富です。初心者から上級者まで世界中のライダーに使用されています。

BURTONのグラトリ向けのビンディングは以下のとおりです。

モデル特徴スタイル
Free Style・遊び心のあるフリースタイル
・ややソフトフレックス
フリースタイル
グラトリ
MALAVITA・優れたフィット感と操作性
・ミドルフレックス
フリースタイル
グラトリ
GENESIS・高い機能性と安心感
・ややハードフレックス
フリーラン・パウダー
カービング・グラトリ(弾き)
ミッション・万能
・ミドルフレックス
オールラウンド
グラトリ
BURTONのビンディングモデルと特徴

DREAKE(ドレイク)

DRAKEはNORTHWAVEというイタリアのブランドから生まれた、スノーボードの板とビンディングの専門ブランドです。どのビンディングもビスやワッシャーを最大限排除して無駄を削減したり、ハイバックにカーボン素材を使用したりするなど、超軽量化することを目的に作られています。グラトリライダーから非常に人気のあるブランドです。

Youtubeの「スノボー先生」で有名なライダーである、LATEprojectの瀧澤憲一さんも、DREAKのビンディングを使用されています。

DREAKEのビンディングでグラトリ向けのモデルは以下のとおりです。

モデル特徴スタイル
RELOAD・超軽量ツールレス
・ソフトフレックス
グラトリ
RELOAD LTD・ボードとの連動性を向上
・EAZY-ENRTYシステム搭載
グラトリ
RELOAD GT・自由な感覚
・グリップ力と安定感を向上
グラトリ
SUPER SPORT・軽量/快適
・どんな地形にも対応
フリースタイル
DREAKEのビンディングモデルと特徴

グラトリ用におすすめのビンディング

一つのブランドから複数の滑走スタイルに適した製品モデルが販売されており、ビンディングの特徴やテクノロジーもさまざまです。グラトリ用のビンディングには、グラトリのスキルを発揮しやすいように軽量化されたりフレックスが調整されたりしています。

数あるビンディングの中から、グラトリにおすすめの以下6つのモデルを紹介いたします。

  • 【FLUX】TW
  • 【FLUX】 DS
  • 【FLUX】GT
  • 【UNION】FLITE PRO
  • 【BURTON】FREESTYLE
  • 【BURTON】MALAVITA
  • 【DRAKE】RELOAD

【ブランド名】モデル名

【FLUX】TW

ブランドFLUX
モデルTW
フレックスソフトフレックス
重量超軽量

FLUXの最軽量モデル「TW」は、しなやかなハイバックと設置面積が最小で軽量なベースプレートが備わった、遊びやすさを追求したモデルです。

足の動きにビンディングが追従しながらフレックスを活かせる自由度の高いベースが、高いフィット感を生み出します。ストラップのハニカム形状は軽量化と衝撃緩和にも優れています。

【FLUX】DS

ブランドFLUX
モデルDS
フレックスミドルフレックス
重量軽量

FLUXの「DS」モデルは柔軟かつ反発のある素材が使用され、ハイバックを従来より張りのあるフレックスに最適化することでグラトリでのスピンの回しやすさを向上しています。

伝達効率を重視した幅広のベースプレートと可動域を広げた大型のスタビライザーにより、ジブやグラトリでの操作性だけでなくカービング時にも安定したエッジングが可能です。FLUXの「DS」はどんなコンディションにも対応できるモデルなので、グラトリだけでなくオールマイティに楽しみたいという人にもおすすめのビンディングです。

【FLUX】GT

ブランドFLUX
モデルGT
フレックスミドルフレックス
重量軽量

FLUXの「GT」モデルは、ブーツを包み込むようにハイバックにウイングバックが搭載されており、外側への力も逃さずに確実に板へ伝えます。ウイングバックによりプレスやオーリーが格段にパワーアップするので、より高く高回転なグラトリを目指す人におすすめのビンディングです。

GTモデルは25-26モデルのラインナップには含まれませんでした。

【UNION】FLITE PRO

ブランドUNION
モデルFLITE PRO
フレックスややソフトフレックス
重量軽量

UNIONの最軽量モデル「FLITE PRO」は、全体的に柔らかく、シンプルで使いやすさを追求されたビンディングです。グラトリをはじめ、フリーランやパーク、ジブにも最適です。高性能でありながらコスパにも優れているので、初めてビンディングを購入する初心者にもおすすめのビンディングです。

【BURTON】FREESTYLE

ブランドBURTON
モデルFREESTYLE
フレックスややソフトフレックス
重量軽量

BURTONの「FREESTYLE」は、その名のとおり遊び心のあるフリースタイル系の動きに適したビンディングです。柔軟なフレックスとプレイフルな装着感で、グラトリスキルを確実に次のレベルに引き上げてくれます。

疲れを最小限に抑えるクッションや自由度の高い調整機能が搭載された高機能なモデルなので、初心者から上級者まですべてのグラトリライダーにおすすめのビンディングです。

【BURTON】MALAVITA

ブランドBURTON
モデルMALAVITA
フレックスミドルフレックス
重量軽量

BURTONの「MALAVITA」もグラトリにおすすめのモデルです。高度なテクノロジーが搭載されたBURTONの上位モデルであり、フリースタイルに100%フォーカスされたミドルフレックスのビンディングです。

どんな地形やスピードでも自由にボードを操ることが可能になり、高回転のトリックからスローなトリックまで万能なスキルを発揮します。ブーツを包み込むような隙間のないフィット感により操作性とレスポンス性に優れているため、反発を活かした高回転のグラトリに挑戦したい人にもおすすめです。

【DRAKE】RELOAD

ブランドDRAKE
モデルRELOAD
フレックスソフトフレックス
重量軽量

DRAKE(ドレイク)の「RELOAD」は、超軽量化のためにビスやワッシャーを最大限排除したツールレス設計です。コンタクトポイントを最小限に減らした軽量かつソフトフレックスのビンディングで、グラトリに特化したモデルとなっております。

足首の自由度も調整可能なので、快適なビンディングとしてグラトリライダーからの人気が非常に高いモデルです。

グラトリにおすすめのビンディングのスタンス

スノーボードのパフォーマンスを最大限に発揮するためには、高性能なビンディングを選べば良いというわけではなく、自分のスタイルに適した正しいセッティングを行う必要があります。

セッティングとは、ビンディングを取り付ける位置やスタンスの幅・角度のことです。

同じビンディングでもスタンス幅や角度によって、滑り心地やトリックのやりやすさ、安定感などが大きく変わります。グラトリスキルを上げるためにはグラトリに適したセッティングにすることが重要です。

グラトリ向きのビンディングのスタンス幅

スタンス幅は両足のビンディング間の距離のことで、スタンス幅の長さによってスノーボードの安定感や操作性が変わります。ビンディングのスタンス幅によってヒザの屈伸や旋回動作のしやすさが変わり、ライディングのパフォーマンスや快適性にも影響します。

ビンディングのスタンス幅は基本的に肩幅くらいが適正だとされていますが、グラトリをメインに楽しむ人は肩幅よりも少し長めに設定することがおすすめです。スタンス幅を長くすることでボードの安定感や操作性が増すため、板の取り回しがしやすくなります。

ただし反発を活かした高回転のグラトリをしたい場合は、スタンス幅を少し短く設定する場合もあります。

グラトリ向きのビンディングのアングル(角度)

アングルはビンディングの両足それぞれの角度のことで、アングルによってもスノーボードの操作性や乗り心地が変わります。基本的にアングルは両足とも進行方向に向けて少し傾けますが、グラトリをメインに楽しみたい人は、後ろ足を進行方向の逆に傾けるダッグスタンスがおすすめです。

グラトリではノーズとテールを切り替えるスイッチスタンスになることも多いため、ダッグスタンスにすることで板の取り回しの安定性が増します。ただしダックスタンスは高速でのカービングやエッジを効かせたターンなどは難しくなるため注意が必要です。

まとめ:グラトリはビンディング選びが重要

グラトリのスキルを上達させるには、身体の使い方や体重移動、タイミングなど複雑な動作が必要なので、何度も練習が必要です。特にグラトリに適していないボードやビンディングを選んでしまうと、トリックの成功が難しくなるだけでなく、上達スピードも遅くなってしまいます。

少しの重さやフレックスが変わるだけでも、今までできなかったトリックができるようになる可能性があります。

グラトリの上達に悩んでいる人や、より高度なレベルのグラトリを目指したい人は、ボードだけでなくビンディングも見直してみてください。

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この記事を書いた人

スノーボードの良さや魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、スノーボードに関するさまざまな情報を発信しています。
スノーボードを15年以上続けてきた経験をもとに、主に初心者向けにスノーボードギアの選び方や、初心者の悩みを解決するような情報を発信しているので、当サイトを通じてスノーボーダーがもっと増えれば嬉しいです(^ ^)

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