- 初心者はレンタルとマイボードどっちがお得?
- レンタルとマイボードのメリット・デメリットが知りたい
- レンタルを卒業するタイミングはいつ?
スノーボード初心者の方がレンタルに慣れてくると「そろそろ自分の板がほしい」と、マイボードの購入を考え始めますよね。でも「年に数回しか行かないし結局レンタルのほうが安くなりそう」、「高価な板やブーツを買う必要がないのではないか」とマイボードの購入を躊躇してしまう人も多いです。
この記事では、スノーボードのレンタルとマイボード購入それぞれのメリット・デメリットを比較し、最終的にどっちがお得になるのかを初心者にわかりやすく解説します。実はマイボードのほうがコスト面に優れている場合もあるので、スノーボード初心者の方がマイボード購入に踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
マイボードのメリット

スノーボード初心者がマイボードを選ぶメリットは以下のとおりです。
- スノーボードの上達スピードが速くなる
- レンタルの手間と時間を減らせる
- モチベーションが上がりスノボをより楽しめる
スノーボードの上達スピードが速くなる
スノーボードはデザインが違うだけでどれも同じように見えますが、ブランドや形状、フレックス(硬さ)、重量、長さ、素材などが異なり、板によって性能や適正スタイルが変わります。自分のレベルや目指している滑走スタイルに適したマイボードを選ぶことで、技のやりやすさや快適性が高まり、上達スピードが格段に上がります。
マイボードでは自分のレベルや滑走スタイルに合わせて好きな板を選べるので、ターンやトリックの操作性が高まり、上達スピードも速くなります。初心者が一刻も早くスノーボードスキルを高めたいのであれば、マイボードの購入がおすすめです。
レンタルからマイボードに乗り換えるだけで、今までできなかったトリックが簡単にできるようになることもあるよ。
レンタルの手間と時間を減らせる
板をレンタルする場合、以下の手間と時間が発生します。
- スキー場からレンタルショップに行く
- レンタルショップで書類を記入し料金支払い
- ブーツの試着・サイズを確認する
- スキー場に戻って滑走する
- 返却のためレンタルショップに戻る
ショップによっては店内がめちゃくちゃ混雑している場合もあり、ようやくレンタルが完了して滑り出す頃には昼前になっていることもあります。マイボードの人はとっくに滑りに行っており、朝の空いている時間を快適に楽しんでいます。
楽しくスノボを滑り終えたあとも、次は疲れている状態で返却に行かないといけません。返却にも時間を要するため、早めに切り上げないといけませんし、時間を気にしながらでは存分に楽しめません。しかも返却の時間にはまた混雑している可能性もあり、かなりの労力とストレスを感じるでしょう。
朝イチの空いている時間は、ゲレンデの状態も良くめちゃくちゃ気持ち良いです!
毎回レンタルの時間で滑れる時間が削られ、労力やストレスも余計にかかることになるので、存分にスノーボードを楽しみたいのであればマイボードを購入することがおすすめです。
モチベーションが上がりスノボをより楽しめる


マイボードを持つとスノーボードに行くモチベーションが高まり、今よりもさらに楽しめるようになります。ショップで選び抜いたお気に入りのボードは、自分の好きなカラーやデザイン、ビンディングとの組み合わせにより、唯一無二の自分だけのオリジナルボードです。
ギア選びもスノボの楽しさの一つです。
マイボードを持つことで、早くゲレンデに行ってスノボがしたいとワクワクするようになり、スノボが上手くなりたいというモチベーションも高まるので、レンタルをしていた頃よりも何倍も楽しくなります。
マイボードのデメリット


マイボードのデメリットは以下のとおりです。
- 初期コストが
- 持ち運びが大変
- 盗難のリスク
初期コスト
マイボードを購入する1番のデメリットは初期コストの高さですよね。ブランドや性能によって価格はピンキリですが、安くても数万円から高いものは10万円以上。さらにビンディングやブーツ、ウェアも必要なので、スノーボード初心者は購入に躊躇してしまいます。
しかしマイボードはビンディングやブーツと3点セットとして安く購入できたり、メルカリなどのフリマサイトで状態の良いボードが販売されていたりすることも多いです。質の良いボードを思っていたよりも格段に安く買えることもよくあり、毎回のレンタル料の合計よりもトータル安くなる可能性は十分にあります。
年に1、2回程度しかゲレンデに行かない人はさすがにレンタルで済ませるほうが経済的ですが、本気でスノーボードスキルを上達させて楽しみたい人は、初期コストのデメリットは補えると思います。
持ち運びが大変


スノーボードは長さが大体140〜160cmほどもあり、持ち運ぶには大きな荷物です。さらにブーツやウェア、装備品、その他着替えなども入れると10kg以上のかなり大きな荷物になります。車で自宅から行く場合は特に大変ではありませんが、飛行機や高速バス、公共交通機関を使う場合は移動がかなり大変です。
スノーボードギア一式やアイテム、着替えなどもすべて入れられるオールインバッグがあり、リュックのように背負って持ち運べるので便利です。キャリーバッグのようにキャスター(車輪)が付いたキャリーバッグタイプもあるので、なるべく楽に移動したい人は検討してください。
最近では荷物を郵送できるホテルやスキー場も多いので、ぜひ郵送サービスを利用してください。ヤマトのスキー宅急便というサービスは自宅まで集荷してくれるので、非常に楽でありがたいです。
盗難のリスク
スノボの板はブランドにもよりますが、メルカリやヤフオクなどのフリマサイトで中古でも高く売れます。そのため、信じられないですが転売のために板が盗まれるという被害が増えてきているようです。
自分の貯めたお金で悩み抜いて選んでだボードが盗難されると、せっかくのスノボが一気に台無しになってしまいます。スノボを存分に楽しむためにも、絶対に自分の板をパクられないように対策することが重要です。


レンタルのメリット


初心者がスノーボードをレンタルするメリットは以下のとおりです。
- コストを抑えて手軽にスノボを楽しめる
- 荷物が少なく移動が楽になる
- 保管やメンテナンスの手間がいらない
コストを抑えて手軽にスノボを楽しめる
スノーボードをレンタルする最大のメリットは、初期費用を大幅に抑えられることです。ボードとブーツ、ビンディングを一式そろえる場合、安くても5万円前後、選ぶブランドによっては10万円以上かかることもあります。年に1〜2回しか雪山へ行かない人にとって、この出費は決して小さくありません。
一方、レンタルなら1日あたり数千円で必要なギアをすべて借りられるため、経済的な負担が一気に軽くなります。最近ではウェアと帽子・ゴーグルなどもすべてレンタル可能なプランもあるため、手ぶらで気軽にスノーボードが楽しめます。
荷物が少なく移動が楽になる
スノーボードギアは大きくて重いため、公共交通機関で移動する人には負担になりがちです。レンタルを利用すれば、現地で必要なギアをすべて借りられるため、自宅から持っていく荷物は最小限に抑えられます。特に電車やバスでゲレンデに向かう場合、荷物が軽くなるだけで移動の快適さが大きく変わります。
帰り道で疲れていても重たい板を抱えて歩く必要がないので、旅行や日帰りスキー場巡りなど、気軽にスノーボードを楽しみたい人にとって、レンタルによる身軽さは非常に魅力的です。
保管やメンテナンスの手間がいらない
マイボードを所有する場合、シーズン中のワックスがけや滑走面のケア、オフシーズンの保管など、手間がかかる作業がつきものです。ワックスは適切なタイミングで塗り直す必要があり、サビ防止やチューンナップも定期的に行わなければなりません。
滑りたいときに借りるだけで、常にメンテナンス済みの状態のボードを使えるのは大きなメリットです。「道具の管理が面倒」「保管場所がない」と感じる人にとって、レンタルはストレスを大きく減らしてくれる選択肢です。
レンタルのデメリット


スノーボードのレンタルを利用するデメリットを以下に解説します。
- 上達スピードが遅くなる
- 毎回の時間と手間が無駄
- 怪我やトラブルのリスクが高まる
上達スピードが遅くなる
レンタルのボードをいつも使用していると、スノボの上達スピードが遅くなる可能性があります。前述したとおり、スノーボードにはさまざまなブランドや形状の板がありますが、レンタルショップによって貸し出すボードの種類が異なります。
毎回違うボードに乗って滑ることになるので、滑り心地や足裏の細かい感覚も変わり、掴みかけていたコツをわすれてしまうこともあります。レンタルショップによっては、使い倒された安価で質の悪いボードが渡されたり、ワックスが剥がれていて全然滑らなかったりする可能性もあります。
レンタルはボードの当たりハズレの影響が大きいです。
初めてのスノーボードで質の悪い板を使ってしまうと余計に上手く滑ることができず、スノボがおもしろくなくて辞めてしまうかもしれません。
毎回の時間と手間が無駄
レンタルは手軽なようで、実は意外と「時間と手間のロス」が多いです。まず、レンタルカウンターでの受付やサイズ合わせに時間がかかり、ハイシーズンや休日には長い行列ができることも珍しくありません。ようやく借りられたとしても、ブーツのフィット感やビンディング設定を調整する作業が必要で、これだけで滑り始めるまでにかなりの時間が消費されます。
また、返却時も混雑が発生しやすく、滑走後の疲れた状態で待たされるのはなかなかのストレスです。マイボードを持っていれば、レンタル手続きの待ち時間を完全にゼロにでき、ゲレンデ到着後すぐに滑り出すことが可能です。滑れる時間が増えるというだけでなく、心の余裕が生まれ、スノーボードそのものをより楽しめるのも大きなメリットと言えます。
レンタルは怪我やトラブルのリスクが上がる


レンタルギアは不特定多数が繰り返し使用するため、どうしても「ギアの状態にばらつきがある」という問題が発生します。ワックス剥がれて板が走らなかったり、エッジが消耗してグリップ力が弱かったりすると、転倒やコントロールミスの原因になりやすく怪我のリスクが高まります。
レンタルしているボードを間違って持っていかれたり、故障させたりした場合、ショップによっては弁償や修繕費を請求されることもあります。マイボードなら自分で状態を把握でき、いつも同じ乗り心地で安心して滑れるため、安定性が増し怪我やトラブルのリスクを抑えられます。
マイボード購入時の注意点
マイボードを購入する際は、以下の注意点を押さえておくことが大切です。
- 自分のレベルや滑走スタイルに合わせたボードを選ぶ
- ビンディングやブーツとの相性も考慮する
- 予算を考慮する
自分のレベルや滑走スタイルに合わせたボードを選ぶ
マイボードを購入する際には、自分のレベルや滑走スタイルに合わせたボードを選ぶことが大切です。スノボの板は、形状や硬さ(フレックス)、サイズなどがブランドやモデルによって異なります。
板の正しい選び方や初心者におすすめのボードについては以下で詳しく解説しました。


ビンディングやブーツとの相性も考慮する
マイボードを購入する際に意外と見落とされがちですが、ビンディングやブーツとの相性をしっかり考慮することは快適で安全なライディングを実現するうえで非常に重要です。
ボード単体ではなく、ブーツ・ビンディングとのトータルバランスを考えて選ぶことで、操作性と快適性、安定性が大きく向上し、上達スピードにも影響します。初めて購入する場合は、ショップスタッフにブーツとビンディングとの相性なども確認しながら選ぶと、より失敗の少ないマイボード選びができます。
予算を考慮する
マイボードを購入する際は、予算を十分に考慮することが重要です。スノーボードでは板を購入するだけでは滑ることはできず、ビンディングとブーツ、ウェアも必要です。
とはいえ無理に安価な板を選んでしまうと、ボードの性能が低く、スノーボードのパフォーマンス性や快適性が落ちてしまいます。マイボードを選ぶ際は、予算を計画的に準備して購入してください。
まとめ:マイボードを買っても絶対に後悔しない


もし今後もっとスノーボードを上達させて本気で楽しみたいのであれば、ぜひマイボードの購入を検討してみてください。初期コストが大きいため悩むこともありますが、マイボードを買っても絶対に後悔しません!
私のまわりにも初心者でマイボードを買った人はたくさんいますが、1人も後悔なく、むしろレンタルの頃よりもスノーボードを楽しんでいます。レンタルの人よりも圧倒的にスノボの成長速度が速くなるので、まわりの初心者に差をつけるためにも、ぜひ自分に最適なマイボードを購入してみてください。
初心者におすすめのコスパ最強のスノーボードは以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。





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