スノーボードを楽しむ上でリフト券は必須であり、毎回購入するコストとしては決して安くありません。
リフト券以外にも、ギアや道具の購入・レンタル、交通費、宿泊費も必要になるので、特に学生や若手のサラリーマンなどはスノーボードがしたくても簡単に何度もスキー場に行けるような余裕はないですよね。
スノボはお金がかかる趣味だね。
そこで、少しでもスノーボードでかかるコストを減らすために、人気スキー場のリフト券やレンタル代を安くお得に買えるようにする方法を紹介します。
結論から言うと、「日本スキー場開発株式会社」の株を保有することで、
株主優待として、様々な人気スキー場のリフト券やレンタルの割引チケットが貰えます。
実際の割引チケットは以下のような冊子の状態で郵送されて届きます。
実際に私も日本スキー場開発の株を持っており、毎年お得にリフト券が購入できたり、他にも様々なメリットがあるので、今回は日本スキー場開発について解説していきます。
- リフト券を安く買う方法
- 割引対象のスキー場・割引金額
- 日本スキー場開発の株の買い方
日本スキー場開発とは
日本スキー場開発株式会社は、いくつかのスキー場を経営・運営している企業です。主に群馬、長野、岐阜に位置するスキー場に展開しており、美しい自然を楽しむことができるマウンテンパークやリゾート施設も手がけています。
最近では、スキー場の改善に焦点を当てた運営コンサルティングに注力。外国からの観光客を引き寄せる戦略を展開したり、オンラインチケットの販売に注力するなど、利便性を高めるための様々な取り組みを進めています。また、首都圏からの直行シャトルバスの運行も行っています。
スノボが好きな人はチェックしておきたい企業だね。
日本スキー場開発:株主優待の内容(2023-2024年版)
日本スキー場開発の株主優待は、保有する株数によって貰える優待が異なります。
保有株数 | 貰える株主優待 | 利用条件 |
---|---|---|
100株以上 | 自社グループ運営・提携スキー場割引チケット(7枚) | 1枚につき最大5名まで利用可 |
100株以上 | 自社グループ運営レンタルショップ割引チケット(5枚) | 1枚につき最大5名まで利用可 |
100株以上 | 自社グループサービス割引チケット(2枚) | 1枚につき最大5名まで利用可 |
100株以上 | 自社グループスキー場近隣温泉施設割引チケット(1枚) | 1枚につき最大5名まで利用可 |
100株以上 | 日本駐車場開発運営駐車場1日駐車料金割引券(5枚) | – |
100株以上 | 那須ハイランドパーク割引チケット(2枚) | 1枚につき最大4名まで利用可 |
100株以上 | 那須高原りんどう湖ファミリー牧場割引チケット(2枚) | 1枚につき最大4名まで利用可 |
500株以上 | 菅平高原スノーリゾート早期営業期間リフト無料券(1枚) | 1枚で1名、平日のみ利用可 |
500株以上 | 川場スキー場VIPラウンジ無料券(1枚) | 1枚で1名利用可 |
3000株以上 | 自社グループ運営・提携スキー場共通ウィンターシーズン券 | Webにて申し込みが必要 |
1枚で複数人が使えるのでありがたいですね。
対象のスキー場や割引金額の詳細を解説していきます。
対象のスキー場・割引金額 (100株の場合)
100株保有で貰える株主優待の詳細は以下になります。※スキー場関連のみ抜粋
対象のスキー場・施設 | チケット種別 | 割引金額・率 | 枚数 |
---|---|---|---|
白馬八方尾根スキー場 | 大人券:リフト1日券(初滑り・春スキーを含む) 子供券:リフト1日券(初滑り・春スキーを除く) | 1,500円 1,500円 | 7枚 共通 |
白馬岩番スノーフィールド | リフト1日券 (レギュラーシーズン通常料金からの割引対応) | 1,500円 | |
つがいけマウンテンリゾート | リフト1日券(シーズン中全日) | 大人:1,500円 シニア:1,500円 子供:1,000円 | |
鹿島槍スキー場ファミリパーク | リフト1日券(シーズン中全日) | 1,500円 | |
竜王スキーパーク | リフト1日券(シーズン中全日) | 1,500円 | |
菅平高原ハーレスキーリゾート (ダボスエリア・太郎エリア限定) | リフト1日券 ※早期営業期間(10/21~12/8)を除く | 1,500円 | |
川場スキー場 | リフト1日券 (初滑り、ハイシーズン、春滑り料金に対応) | 1,500円 | |
めいほうスキー場 | リフト1日券(シーズン中全日) | 1,500円 | |
みやぎ蔵王えぼしリゾート (パートナーリゾート) | リフト1日券 (ハイシーズン料金からの割引対応) | 大人:1,500円 大学生:1,000円 高校生:1,000円 シニア:1,000円 小中学生:500円 | |
オクナほたかスキー場 (パートナーリゾート) | リフト1日券 (ハイシーズン料金からの割引対応) | 大人:1,500円 シニア:1,000円 子供:500円 | |
スパイシー(レンタル店) | レンタル1日料金 | 30%割引 | 5枚 |
白馬姫川温泉 岩岳の湯 | 入浴料 | 50%割引 | 1枚 |
日本駐車場開発 運営・管理駐車場 | 時間貸駐車場 1日料金 | 30%割引 | 5枚 |
以上のように人気スキー場のリフト券割引がついており、例えば1,500円の割引だけでも7枚ついているので、全て使えば10,500円もお得になります。
しかも1枚で4-5人が使えるので、一緒に行く友人や家族までお得になるのが嬉しいですね。
日本スキー場開発の株主優待はいつ貰える?
日本スキー場開発の優待権利確定日と優待発送日は以下の通り。
- 権利確定日:7月末
- 優待発送日:10月下旬
つまり、その年の7月末までに株を保有していれば、10月下旬に優待が送られてきます。
権利確定後は株を売っていても貰えるよ。
日本スキー場開発の株価:いくらで買える?
株価は時価で決まり、日々変動しています。
日本スキー場開発の最近の株価は、950円〜1,000円あたりを推移しています。
株主優待を貰うためには100株必要なので、最低でも95,000円程度は必要になります。
学生や若手のサラリーマンは簡単に買える金額ではないですよね。しかし決して手が届かない金額でもないので、数株からでもコツコツ買い増していってみてください。
長期的に見るとかなりお得な投資になる可能性もあります。
僕も100株持ってるよ。
長期的に保有することでさらにメリットがある
日本スキー場開発の株を持つことのメリットは優待だけではありません。
配当金も貰える
企業が得た利益の一部は、配当金として株主に還元される場合があります。
配当金の金額は企業によって異なります(出さない企業もある)が、日本スキー場開発は現在、1株あたり7円の配当金を出します。※業績や方針によって金額は変わる場合があります。
つまり日本スキー場開発の株を保有しているだけで、
- 100株の場合:700円
- 500株の場合:3,500円
- 3,000株の場合:21,000円
が毎年半永久的に貰えることになります。
さらに業績が上がれば配当金の金額は上がる(増配)可能性もあるので、優待に加えてスノーボードを楽しための軍資金になるのではないでしょうか。
株価上昇で儲かる可能性
企業の株式を保有するということは、企業に投資するということ。
様々な投資家によって投資されたお金によって企業は事業を運営し、利益を出して成長させていきますが、企業が成長し続け価値が上がっていけば、株価も上昇していく可能性があります。
もちろん業績が悪くなったり将来性が危うくなるなど、様々な要因によって下落する可能性もありますが、日本スキー場開発がこれからも成長していく企業だとすれば、株価も上昇し続けるでしょう。
もしも株を売るときに、購入した価格よりも株価が上がっていれば、差額分の利益(キャピタルゲイン)を得ることができます。
スキー場の発展につながる
企業に投資するということは、企業の成長を見込んでお金を預けるということ。
日本スキー場開発はスキー場の改善・発展を目指して経営する企業なので、自分が投資することで、ほんの少しですがスキー場の発展に貢献できるということになります。
多くの人が投資することで日本スキー場開発にお金が集まれば、運営するスキー場や施設の改善にも繋がるので、スノーボードを楽しむ人たちにとっても良いことではないでしょうか。
株主優待はメルカリで買える!
日本スキー場開発の株を買うことで貰える株主優待ですが、
実は、メルカリで安く販売されています。
出品されている優待の内容や金額は出品者によって様々ですが、
100株を保有するのが厳しい人は、メルカリで購入してみてもいいのではないでしょうか。
メルカリでは他にもスノーボードのギアやアイテムを安く購入できたり、自分が使わなくなったギアを他の人に安く提供することで新しいギアの軍資金にできたりもするので、個人的にはおすすめのサービスです。
新品でスノーボード用品を買うのが厳しい人はぜひチェックしてみてください。
関連:メルカリで買うのは危険?中古の板を購入する注意点とメリットを解説
日本スキー場開発の株の買い方
株式投資をしたことがない人は、株を保有すると聞くと難しく感じるかもしれませんが、現在ではインターネットやWebの技術も発展し、初心者でも簡単にアプリやWebから株を買うことができます。
株を買う流れはざっくりと以下の通り。
証券口座とは、自分が保有する株や投資信託、債券などを管理したり、売買するための口座です。
普通の銀行口座と同じように入出金可能で、配当金もここに入金されます。
持っている株の一覧リストを表示したり、売買が簡単にできるよ。
証券口座にもよりますが、開設には1週間ほどかかる場合があります。
おすすめの証券口座は後述します。
証券口座が開設できたら、自分の普通預金の銀行口座から証券口座に入金します。
入金方法も非常に簡単で、普通の銀行振込と同じように入金するだけ。最近では証券口座や銀行口座によっては自動連携し、入金操作も不要な場合が多いです。
証券口座に入金できたら、あとは買いたい株を購入するだけです。
買いたい企業の名前を検索して注文します。株の買い方は非常にシンプルで、普通のネットショップのように簡単に購入できます。
おすすめの証券口座
日本スキー場開発の株を買うためのおすすめ証券口座は以下3社です。
すべて開設手数料や管理手数料などは一切かかりません。
管理画面も非常に使いやすいのでおすすめ。
まとめ
今回は、日本スキー場開発の株を購入してリフト券をお得に買う方法を解説しました。
優待をフルで活用すれば年間で数万円以上もお得になり、毎年お得な優待や配当金が自動的に貰えます。
スノーボード好きなお子さんや家族がいる場合にもおすすめです。
投資資金は必要になりますが、この先もスノーボードを続けていくのであれば、スノーボードの発展を応援するという思いも込めて、日本スキー場開発へ投資してみるのもありではないでしょうか。
※投資は自己責任で行なってください。
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