スノーボードにニット帽はいらない?必要性や選び方・おすすめの帽子も紹介!

ゲレンデでスノーボードをしている人を見ると、ほとんどの人がニット帽(またはヘルメット)を被っており、何も被っていない人はほとんどいないですよね。

しかし初心者の中には、「暖かい時期は帽子は暑いから必要ない」と思っている人も多く、ごく稀に何も被っていない人も見かけます。

 

でもスノボにおいて帽子は単なる寒さ対策ではない、重要な役割のある必須アイテムです。

今回は、なぜ帽子が必要なのか、帽子の必要性と正しい選び方を解説し、おすすめの帽子もいくつか紹介しますので、スノーボードにおいて帽子はいらないのではないかと考えている人の参考になれば嬉しいです。

 

目次

帽子の必要性

スノーボードでなぜ帽子が必要なのか、
結論、理由は下記のとおりです。

帽子の必要性
  • 頭の保護
  • 保温・防寒対策
  • ファッション性
  • パフォーマンスに影響

頭の保護

頭の保護は、スノーボードにおいて最も重要です。

 

雪は柔らかいイメージがありますが、ゲレンデの雪面はほとんどのコースで圧雪されており、さらに凍っている箇所もあるのでめちゃくちゃ硬い場合があります。そんな雪面で転倒し、もしも頭を打ちつけてしまうと取り返しがつかないことになる可能性があり危険です。

 

  • 「ヘルメットならまだしも、柔らかいニット帽で意味がないのでは」と感じる人もいるかもしれませんが、硬い頭と地面が直でぶつかるのに比べると、ニット帽の綿があることでかなり衝撃を吸収してくれます。(被っているか被っていないで生死を分ける場合も)
  • 「スノーボードに慣れていて自分は転倒しないから大丈夫」だと思っている人も、誰かの板の先端が頭に当たったり、滑走中に木の枝が頭に当たることもあるので、地面以外からも頭を守ってくれます。

 

不安な人はヘルメットもおすすめ。

しっかり頭を守りたいのであれば、ニット帽よりもやはりヘルメットの方が何十倍も安全です。
特にパークでキッカー(ジャンプ台)やジブ(レールなど)に挑戦したい人は、帽子ではなくヘルメットの着用をおすすめします。高さのあるジャンプからの衝突や、鉄製のレールへの衝突では、さすがにニット帽だけでは頭を保護するのは難しいでしょう。

 

保温・防寒対策

帽子はもちろん保温や防寒対策としても重要です。

 

ゲレンデは雪山の標高が高い位置にあり、さらにリフトで100m以上も上昇。気温は基本的に氷点下(マイナス)となり、天候や時間によっても数℃変化するので、身体だけでなく頭や耳もかなり冷えます。

帽子を被らず、頭や耳が氷点下の寒さに長時間晒されることになると、風邪をひいたり体調が悪くなるなど、健康にも悪影響を及ぼす可能性が高くなるので、防寒対策としても帽子は非常に有効です。

 

ファッション性

帽子はファッション性の面でも重要な要素です。

スノーボードは、アウトドアファッションの一部として自分のスタイルや個性を魅せるという楽しみ方もあるので、スノボの技やスキルだけでなく、見た目もカッコよく魅られたいですよね。

帽子の形状やデザインは、ウェア同様にブランドやメーカーによって様々なので、自分の好みに合った帽子を選んでください。

 

帽子を被っていないとダサい⁉︎

個人の好みやセンスによりますが、帽子を被っていない人はダサく見られがちです。また、初心者感が出ている印象があります。

 

パフォーマンスに影響

スノーボードにおいて帽子は、パフォーマンスにも影響します。

 

帽子のサイズが大きいとズレてきたり、小さいと頭がきつくて痛くなるなど、きちんと頭にフィットしていないと違和感により集中力が欠けてしまいます。

また、見た目がダサかったり、自分好みのデザインじゃない帽子を被ってしまうと、モチベーションも上がらないですよね。やはりモチベーションが上がらないと最高のパフォーマンスを発揮できないので、帽子一つにおいても妥協せず、自分が納得できるものを選んでください。

 

帽子の選び方

次に帽子の選び方を解説していきます。

 

結論、帽子選びのポイントは下記の通りです。

帽子選びのポイント
  • 種類・性能
  • フィット感
  • デザイン・ブランド

 

種類・性能

スノーボードで被る帽子には、様々な種類があります。

ニット帽
ニット帽

最もポピュラーで被っている人が多いのがニット帽です。

ニット帽の中でもいろいろな素材や形状があり、「乾きやすい素材が使われているもの」、「より保温性に優れた毛糸で作られているもの」、「耳まですっぽりと隠れるタイプや耳を出すタイプ」など、様々な種類があります。

デザインやカラーのラインナップも非常に豊富なため、ウェアとの組み合わせによって様々なコーディネートが可能になり、ファッション面でも人気があります。

 

普通のニット帽とスノボ用のニット帽に違いはあるの?

普通のニット帽とスノボ用のニット帽に、基本的に違いはありません
スノーボードブランドのニット帽をスノボ用に使っている人が多いですが、帽子の性能や形状に大きな違いはなく、普段使っているニット帽をスノボ用に使用しても問題ありません。

 

キャップ型
キャップ

キャップ帽は、スケボーやストリート系のファッションが好きな人に人気があります。

ファッション性の違い以外にも、キャップ帽はツバがあるので眩しさの軽減効果もあり、防寒性は少し劣りますが春先の時期などに便利になってきます。

また、ニット帽に比べると風で飛ばされやすいので注意してください。

 

 

 

パイロット・フライト型
パイロット帽

最近ではパイロットキャップ・フライトキャップと呼ばれるタイプの帽子が人気になってきています。

デコ部分がボアになっているタイプとツバつきのタイプがありますが、両耳が覆われているので防寒性も高く、顎下で耳当て(イヤーフラップ)を留めることもできます。

 

独特のフォルムなので好みはわかれますが、ファッション性の高い帽子として人気があります。

 

 

 

目出し帽(バラクラバ)
バラクラバ

目出し帽(バラクラバ)と呼ばれる、その名の通り目の部分だけが開いた、頭から首までをすっぽりと覆うことができる帽子もあります。

特に保温性・防寒性に優れているので、ハイシーズンの寒い時期や吹雪の時にも、顔周りの寒さをほとんど感じさせません。

 

 

ヘルメット
ヘルメット

ヘルメットは、頭部を守る面では最も有効です。

特キッカーやジブにチャレンジしたい人は、ヘルメットの着用をおすすめします。

 

 

 

 

それぞれの帽子の特性と、自身の滑走スタイルやファッション性を考慮し、適切な種類の帽子を選んでください。

 

フィット感

スノーボードにおいて、帽子のフィット感は非常に重要です。

サイズが大きすぎて滑走時に帽子がズレたり、逆に小さすぎて頭が痛い状態になると、スノボの快適性や集中力に影響を及ぼします。

とはいえスノーボードの帽子は伸縮性が高い素材が多く、サイズが合わないということはほとんどありません。帽子を被った際に、明らかにサイズが合わなかったり、頭を少し振ってみてズレたりしなければ問題ないでしょう。

 

デザイン・ブランド

帽子を選ぶ上で、デザインやブランドも重要な要素です。

スノーボードはアウトドアファッションの一部として魅せるスポーツでもあるので、技やスタイルだけでなく見た目もカッコ良くありたいですよね。いくら技やトリックが上手くても見た目がダサいと、周りからはカッコ悪く見えてしまいます。

 

自分が好きなデザインやブランドのウェアを身につけることで、モチベーションも高まり最高のパフォーマンスを発揮できるようになるので、帽子一つにおいても妥協せず選ぶことが重要です。

 

おすすめの帽子

BURTON ニット帽

BURTON(バートン)は、世界的なスノーボード総合ブランドです。初心者でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

スノーボードの板からビンディング、ブーツ、ウェアまで、あらゆるスノーボード商品を取り扱いラインナップも非常に豊富です。

 

世界中のライダーやオリンピック選手から愛用され、品質も信頼も最高クラスのトップブランドです。

 

OAKLEY ニット帽

OAKLEY(オークリー)は、主にスノーボードやスキー用のゴーグルを販売するブランドです。

スノーゴーグルの技術に関してはトップクラス。ゴーグル以外にもサングラスや帽子など、高品質でスタイリッシュなアパレル用品を多数販売されています。

 

 

VOLCOM キャップタイプ

VOLCOM(ボルコム)は、スノーボード、サーフィン、スケボーを中心とした、様々なアウトドアスポーツ用品やアパレルウェアを販売するブランドです。

ストリート系ファッションが好きな人におすすめなブランドです。

 

 

NEW ERA ニット帽

NEW ERA(ニューエラ)は、アメリカで生まれたヘッドウェア(帽子)ブランド。

野球やバスケをベースとしたキャップ帽を中心に、デザインやカラー、形状のラインナップが非常に豊富な世界的トップブランドです。

 

 

THE NORTH FACE パイロット帽

THE NORTH FACE(ノースフェイス)は、世界的に有名なアウトドアファッションブランド。

ウェア以外にも様々なファッションアイテムを展開しているので、知っている人も多いのではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回は、帽子の必要性と選び方、そしておすすめの帽子をいくつか紹介しました。

 

スノーボードにおいて帽子はただのファッションや防寒対策だけでなく、頭の保護という最も重要な役割がある必須アイテムなので、帽子は絶対に被ってください。

そして帽子には様々なデザインやカラー、形状のラインナップが豊富なので、自分の滑走スタイルや好みに適した帽子を選び、存分にスノーボードライフを楽しんでください。

 

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この記事を書いた人

スノーボードを15年以上続けてきた経験と、スノーボードの良さや魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、スノーボードに関する様々な情報を発信しています。
主に初心者向けにスノーボードギアの選び方や、初心者の悩みを解決するような情報を発信しているので、当サイトを通じてスノーボーダーがもっと増えれば嬉しいです(^ ^)

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